レスポールと比較しての感想。LPのアンプ直クランチでこのギターを差し替えると
クリーンサウンドに近い、シングル特有のパワーの無さが感じられる。
これは、ごく普通のシングルコイルに言えることですが・・・・
シリーズスイッチをONにしてもLPまでゲインは、稼げない。ハイがシングル時の時より落ちますね。それが音が悪いと言うことには、繋がっていないところがこのギターの特徴でもあります。 この仕組みが分かってしまえば、最初から若干ゲインを高めに設定すれば良い。ハイゲインマーシャルだとツマミに余裕があるのでアンプで対応が可能。
私の使うJCM-800だと若干クランチなのだがLPまでさスティーンが稼げないので
エフェクターでブーストしてあげた方が心地良いですね。
この時の音作りが結構難しい。ケンタウルス・クリーンブースター・オーバードライブなどいろいろ試しましたが中々さだまらない。シングルコイルで音作りをするか、シリーズONで擬似ハンバッカーで音作りするか。
リードPUにトーン回路をつないだので音作りは、若干楽になりました。
このギター自体癖のある音だと感じています。ブリッジ・ボディーの塗装がかなり影響していると感じています。ブラックダイヤモンド・カシミアのハンバッカーは、塗装が分厚くてNATO材というより鏡面塗装の分厚さがメイプルトップの効果を多少加味しているかも、ということは、このギターの塗装も似たり寄ったりでマホガニーというよりプラス塗装の厚みの音質もプラスされていると感じています。これは、弾いたことのある方のみ
体感できる感触だと感じます。そう感じない人もいるかもしれませんが・・・
PUが持つ独特の音だと感じる方もいるはず。僕は、65~67のフェンダー ・ヴィンテージシングルに近いと感じています。ブリッジの音色は、絶大です。他に2本ゼマを持っていますが同じ傾向の音がするので多分そうでしょ。 テンションがあともう少しゆるくできればと感じます。 推奨が10~46らしいので09~42にしてテンションをゆるくしました。
明らかに鳴りが変わりました。テイルピースを持ち上げたいですね。
そうすることでもう少しふくよかなトーンが出るような気がします。
ここは、創設者がそう設計していないので無理な発想なのでしょうが・・・・・・
ネックの仕込み角度がとうじのギターのどれをコピーしたのか?
一本一本手作りでおそらくばらつきは、あったはず。
ギブソンのLP年代でネックの仕込み角度が微妙なので当たり外れは、ここに有ると
僕は、感じていますがどうでしょうか?
フェンダのギターは、シムで角度調整が可能なのでなるポイント探しができるので楽しいですね。このギターについてのサウンドを語り始めると今までの色々な経験が試行錯誤してどんなセッティングをすれば最善なのか・・・・・・、今お試し中。
オレンジのアンプとの相性は、良さそうで、マーシャル とレスポール王道のサウンドとは、違う、オレンジ・ゼマティス のjimmyサウンドが作れそうな気もしています。
オレンジアンプについても語りだすときりがない。VOXのアンプに近いものもありつつ
別物ですからね。マーシャルとは、明らかに音作りが違うし出てくる音は、全く別物。
オレンジ・レスポールの組み合わせは、どうも今一つなんです。
オレンジとシングルコイルの組み合わせがどうも良さげなのですが。
でもゲリームーアがオレンジのアンプでもいつもの音で弾いている映像を見たことがあるのでまだまだ奥が深いですよね。
結局レスポールを弾いて見て安心する自分がいる。それってもうやめにしたいんだが?
いつでもどんなギターでも自分なりに表現できる。
そんなきっかけをくれたのが今回のゼマティス というブランドでもあるわけですね。
70年代のグレコは、当時気持ちよく弾けなかったが一年間研究した結果
ホウロウボディーのLPは、いい音で弾けるようになりましたね。
時間がかかるってことですね。
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